MASAKI KUBO久保正樹 (クボマサキ)

サイバーセキュリティ研究所
サイバーセキュリティ研究室　上席研究技術員

サイバーセキュリティ研究所
サイバーセキュリティネクサス　上席研究技術員

2001年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー（株）勤務を経て、Dartmouth College でオーディオ信号処理、電子音響音楽の研究を行う。M.A. in ElectroAcoustic Music（電子音響音楽修士）。その後、JPCERT/CC で（2005年〜2017年）脆弱性コーディネーション業務やセキュアコーディングに関する啓発活動、コーディングスタンダードの開発等に従事。2017年に情報通信研究機構（NICT)に入所し、解析チームリーダーとしてサイバーセキュリティ研究室における解析機能の強化、チームの立ち上げを担う。

脆弱性の調査分析とコーディネーション、IoTセキュリティ、ネットワーク攻撃観測・分析、セキュアコーディング等を専門分野とし、インシデント分析センターNICTERの統括、サイバーセキュリティ研究室解析チームのマネジメントに従事。

ISO/IEC JTC 1/SC27 WG4 エキスパート（2010年〜）、東京電機大学CySec講師（2015年〜）、JPCERT/CC 専門委員（2017年〜）を務める。

主な翻訳書：

『C/C++セキュアコーディング』2006、ASCII

『CERT Cセキュアコーディング』2009、アスキー・メディアワークス

『Javaセキュアコーディング CERT/Oracle版』2012、アスキーメディアワークス

『C/C++ セキュアコーディング第2版』2014、KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

研究分野: 脆弱性、サイバー攻撃観測・分析、IoTセキュリティ、セキュアコーディング
キーワード: 脆弱性、サイバー攻撃観測・分析、IoTセキュリティ、セキュアコーディング

selected papers主要論文

井上大介，久保正樹，寺田健次郎．森好樹，遠藤由紀子，神宮真人，松本隆志，石原翔太，牧田大佑，”東京2020大会のセキュリティオペレーションへの国研の協力" 電子情報通信学会誌，Vol.105 No.8 別冊，pp.1057-1062，2022年8月
Masaki Aota, Hideaki Kanehara, Masaki Kubo, Noboru Murata, Bo Sun, and Takeshi Takahashi, "Automation of Vulnerability Classification from its Description using Machine Learning," 2020 IEEE Symposium on Computers and Communications (ISCC), July 2020
遠藤由紀子, 森好樹, 島村隼平, 久保正樹，"ダークネット観測における大規模スキャナの判定指標の提案"，情報通信システムセキュリティ研究会（ICSS）， Vol. ICSS2020-80, pp. 73-78，2020年2月
大久保隆夫, 金子浩之, 久保正樹, 松崎和賢, 宗藤誠治, 吉岡信和，"SEのためのセキュリティ教育カリキュラムの提案" 2017年暗号と情報セキュリティシンポジウム (SCIS2017), 2017年1月
西村宗晃，熊谷裕志，奥山謙，戸田洋三，久保正樹，"ハイブリッドアプリケーションの脆弱性に関する分析" 第14回情報科学技術フォーラム（FIT2015）,第4分冊，pp.13-18，2015年9月．